こんにちは、高橋です。
先日、職人の正人さんと共に、左官の講習会に参加してきました。
左官講習会(植田俊彦氏)☆ジャバラ編

福島県内のみならず、山形、宮城、栃木、神奈川から参加の方もいらっしゃいました。
植田氏は、久住氏のお弟子さんということもあり、
左官業界では有名人なのです☆
植田氏は、久住氏のお弟子さんということもあり、
左官業界では有名人なのです☆


今回は、まず蛇腹の引き方の講習を行いました。
蛇腹とは…
洋風建築の天井や壁などにある装飾のことです!(もちろん和風もありますよ)

真っ白い漆喰が、蛇腹によって陰影が出てとてもきれいです。

照明周りには、円形の蛇腹。
私は、左官の仕事に就職して初めての仕事が、この蛇腹引きの仕事でした(^_^;)
わけもわからずやっていた頃を思い出して懐かしい気持ち!
その時の写真を最後の方に載せましたので、興味のある方はどうぞ~☆
まずは型作りから!

コンパネなどに、作りたい型のデザインを描いていきます。

ジグソーなどを使って切っていきます。

ステンレスの形材を、専用の道具を使って折っていきます。

釘で固定して完成!
正人さん作のものはもっと角が立っていてきれいですよ~さすが
正人さん作のものはもっと角が立っていてきれいですよ~さすが

今回は、下地に桟木を使って、漆喰で一発で仕上げる方法でやりました。

漆喰は、メジャーな城かべ。
寒水とよばれる骨材を少し入れます。
(割れ防止や施工性を考慮して)
寒水とよばれる骨材を少し入れます。
(割れ防止や施工性を考慮して)

型作りの様子 ※植田氏のFBより拝借
型作りは、時間の関係で全員はできませんでしたが、私たち二人は運よく作ることができました♪
型作りは、時間の関係で全員はできませんでしたが、私たち二人は運よく作ることができました♪

皆さん写真やムービーを撮って、真剣に話を聞いています。

まずは下こすりをして、その後ある程度まで材料を付けて行きます。

型をあてて多いところは削り、低いところにはさらに材料を付けて行きます。

一人ひとり施工するブースに配置し、塗っていきます。
植田氏のお弟子さんたちも、数名いらっしゃって、教えてくださいました。
植田氏のお弟子さんたちも、数名いらっしゃって、教えてくださいました。


まだ乾いていませんが、だいたいこんな感じに仕上がりました。
その後、出隅や入隅の納め方、きれいに見せるコツなどを教わりました。
一般住宅ではなかなか施工しない蛇腹ですが、オリジナルの形を作れるというのは、左官工事の魅力ですよね。
エクステリアでは、門柱や塀などの笠や装飾などに使えそうです♪
最後に、私が〇年前に施工した現場の写真とメモ☆

こちらは和室。
サイコロとよばれる装飾を最後に付けているところです。
サイコロとよばれる装飾を最後に付けているところです。

砂漆喰から下地を作る場合。

読み返してみると、今回の講習で教えて頂いたことと同じことがかいてありました!
次回はイタリア磨きについて書いていきます(^^)/
お楽しみに~