みかげ石で高級感のある参道を 福島市

福島市瀬上町の旧道沿いにある、台厳寺様の参道拡張工事です。
参道の右側にあった貸家がなくなったのを機に、新たに塀を立てて駐車場を拡張するとともに、参道を整備し直しました。

塀に使用したブロックは、東洋工業「プレックスストーン2」。
気品と高級感が漂うみかげ石を、ブロックに貼り付けたウォールマテリアルで、自然石ならではの趣と重厚感が、落ち着きと格調高いエクステリアを演出してくれます。
全高1.8mの高さの塀は、下部0.6mを現場打ちコンクリートとし、RC用のモールドスターで模様付けを行い単調にならないようにしました。
その上に積んだプレックスストーンにも、小窓を設け、上から2段目の色を紫みかげにするなどして変化を出しています。

寺院の参道には必ずある石柱は450角、全高2.3mと大きなもの。
「浄土真宗 本願寺派 白雲山 臺厳寺」と彫られています。
この石柱は夜間になるとライトアップされ(タカショー パワーLEDマルチアップライト1型)、荘厳さを感じさせます。
また、石柱の足元には白みかげ砕石を敷きました。

敷地内から見た写真。
参道幅は2.0m以上を確保し駐車場自体も奥行き5.3mほどあるので、車を停めても通行の妨げにはなりません。
道路側に植わっている樹木は「シャラ」です。

山門下の写真。
参道には、600×300mmの白みかげ平板をメインとし、ピンコロやタマリュウを挟んでいます。

白みかげ平板やピンコロは、石柱と同じ石材屋に加工してもらいました。

正面から見た全景写真。
石柱の反対側には、白みかげで同じく加工してもらった100角の角柱を12本立てました。