遮蔽性の高いフェンスと門扉でクローズドエクステリアに 福島市

東日本大震災に伴う大谷石塀の倒壊で、新たに土留の現場打ちコンクリートからやり直すことになりました。
以前は大谷石で1.6mの高さがありましたが、倒壊の不安から、今回は化粧ブロック3段+フェンスH1000の合わせてH1.6mの境界塀としました。

弁護士事務所と併設の住宅となっているため、メインの門周りは化粧ブロック(東洋工業 ベイ・ロック1)で立ち上げました。
表札は再利用、ポストは三協立山アルミ「埋め込みポスト SOV型」、照明はタカショー「シンプルウォールライト15型」です。
看板は以前からあるものを移設して取付けました。

2カ所ある大型の両開き門扉と通用口に設けた片開き門扉は、三協立山アルミ「モンブレム2型 1016」、フェンスは同じく「モンブレム2N型 H1000」にしました。
完全目隠しですが、見込み幅が広く、また、ディティールが細かく高級感のある意匠が特徴のアルミ形材の門扉となっています。

隣の建物に面した場所はフェンスを変えて、三協立山アルミ「ルミレス1型 H1000」としました。
このフェンスはルーバーフェンスとなっており、周囲の風をお庭に取り込むことができます。

メインの門周りから、住宅の入り口までは、既存のコンクリートを解体してインターロッキング敷き(東洋工業 ハイ・ブリック2 色:オレンジ)としました。

このインターロッキングは、表面をショットブラスト加工でソフトなざらつき感に仕上げた素材となっており、少し派手さを抑えた豊富なカラーバリエーションで、明るく美しいペイブを創ってくれます。

施工前のBEFORE写真。