デッドスペースをナチュラルガーデンにリフォーム 伊達市保原町

およそ130坪の広大な土地が、どのように使用していけば良いかわからない・土が固い等の理由で、ずっと手つかずの状態でありましたT様邸。
工事をする前に、まずは重機で全体を掘り起し、固まった土を十分にほぐすことからはじめました。
ご夫婦がお好きなバラガーデンをつくるべく、ウッドをメインにしたナチュラルガーデンへとリフォームしました。

まずは、敷地の北側につくった物置兼テラス。
雨が降った時の庭作業や、ガーデニンググッズを閉まっておけるスペースとして、およそ2.0間×2.0間のテラス(うち奥行き3尺の物置)を当社大工が作成しました。
屋根にはトタンをかけ、風当たりが強い西面には木塀を取付け、柱には自然木を使用し、床面はコンクリートを木ゴテで仕上げるなど、あくまでナチュラルな仕上げ方にこたわりました。

物置の東側には、ずっとT様方で保存してあった大谷石を使用し、ゴミ捨て場兼焼却スペースをつくりました。
900×900に大きな箱型にしたものを3か所つくり、そのうち1カ所には焼却しやすいようにと床面にも大谷石を敷き詰めました。

建物とこの土地ではおよそ2mほどの高低差があり、お庭からこちらにくるには階段が必要でした。
枕木や自然木で作った階段と、敷地全体の通路にあたる部分には、針葉樹のウッドチップを敷き詰めふかふかのアプローチにしました。
また、木製品として、パーゴラつきおベンチを制作しました。

お庭から敷地に降りる階段上から撮影した写真。
土の部分には、バラや植物などを植える予定です。
左と中央はT様ご夫婦、右は斎藤正人職長です。